IPO(新規公開株)の注意点
IPO(新規公開株)=儲かるとは限らない
今回の記事ではIPO(新規公開株)に関する注意点についてふれておきます。まず、IPOが必ず儲かるものだという考え方は見直す必要があります。
確かに過去にはIPO銘柄がほぼ確実に値上がるといわれた時期もありました。しかし、現在ではそうした見方に反するケースが多く見られるようになりました。
IPO=ハイリスク・ハイリターン
IPOは基本的にはハイリスク・ハイリターンなものです。IPOであっても個別の銘柄を客観的に分析し、投資の有無は慎重な判断に基づくものが望ましいといえます。
また、一部の証券会社が会社側の意向を受けて売り出し価格を意図的に吊り上げていたり、ベンチャーキャピタルによる上場時の株の投げ売りなどがあり、IPO市場に対する投資家の不信感から投資を手控える動きが広まった時期もあります。
IPOと投資資金
また、IPOに限らず投資は余裕資金で行うものです。ブックビルディングで過大な株数を申し込み、当選してもキャンセルすれば、次回以降のIPOはまず当選しないでしょう。
その一方、資金の多少がIPO抽選に反映される証券会社とそうではない証券会社があるのは事実です。各投資家の資金量によってIPOに有利不利が生じることはやむをえません。
しかし、ネット証券のなかには資金の多少を問わずIPO当選は1人1単位と扱ってくれるところもあります。資金に自信の無い方は、こうしたサービスを打ち出しているネット証券を狙っておきましょう。
IPOのためには手間を惜しまない
ところで、前回の記事ではIPO当選の確率を上げるため、複数の証券会社に口座を持つことを紹介しました。ここで注意すべきなのは、証券会社間の資金移動をこまめに行うことです。少しでも有利な条件でIPO投資するために、面倒と思わずこうしたこともきちんと行います。
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