社会福祉士国家試験のためのレビューブック

今回取り上げる福祉(社会福祉)全般の参考書は、メディックメディアの「社会福祉士国家試験のためのレビューブック」です(以下のリンクは、それぞれの名称によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページを含みます)。

本書は社会福祉士の国試に対応した参考書ですが、直近9年分の国試の過去問を成文化して編集された参考書です。毎年最新版が出ていて法改正などの動向も含んでおり、社会福祉士国試の共通科目・専門科目を1冊で収録しています(A5判、約840ページ)。

社会福祉士国家試験のためのレビューブック」は、9年分の過去問そのものに解説や図表を加えて項目別にまとめあげた参考書です。同種のテキストに比べてカラフルで見やすく、重要語句は赤字になっていて付属の赤シートで理解度を確認できます。

レビューブックは過去問をベースにして書き起こされた参考書なので、網羅性では不安が残ります。福祉系公務員のメインテキストには、社会福祉士(・精神保健福祉士)国家試験受験ワークブックが最も無難でおすすめできます。

また、本書の解説は箇条書きとなっており、記述式対策には向きません。その一方、共通科目・専門科目を1冊でコンパクトにまとめた参考書ですし、非常に多くのイラストや図表を交えて、手っ取り早くポイントを押さえやすいインプット型の参考書といえます。

今回取り上げた「社会福祉士国家試験のためのレビューブック」は、主に択一式対策に使えます。公務員試験まで時間的な余裕が無い方がインプットを1冊で済ませたい場合、あるいは、試験勉強をこなしてきた方や福祉専攻の方が重要事項の総チェックを行う用途におすすめできます。