行政学(専門記述対策/国総レベル)

西尾勝 行政学 有斐閣」は、国家総合職では何度も出題元のタネ本とされていることで知られ、幅広く受験者に使われているテキストです。豊富な事例を交え、読みやすい良書ですが、公務員試験に特化した参考書ではなく専門書です。

このため、2(情実任用と猟官制のみ)、3、5(中央地方関係の類型のみ)、6、8(服務と保障を除く)、9、11(ストリートレベルの行政職員のみ)、13(官僚制組織の惰性と刷新を除く)、14(インクリメンタリズムのみ)、17、18(評価の活用方法を除く)、20の各章が特に重要な章であり、全部読めないという方でも、これらを読み込んでおくと良いでしょう。

その一方、これよりも改訂年度が新しく、より最近の動向を踏まえたテキストとしては、「真渕勝 行政学 有斐閣」が挙げられます。こちらも国家総合職向けです。

「真渕行政学」も、我が国の行政に関する説明を興味深く読み進めることができます。「西尾行政学」が合わなかった方には、本書に替えることもおすすめできます。こちらを使う場合は、序章は飛ばしても構いません。

このほか、「村松岐夫 行政学教科書:現代行政の政治分析 有斐閣」を指定教科書にしている大学も多いと思います。上記2冊に比べて改訂が遅れており、内容的に古いのが難点ですが、大学できっちりとフォローされているのなら、この書籍をメインテキストに使うのもありかと思います。

行政学はメインテキストを1冊で良いのできっちり定めて、徹底的に読み込んで主要な論点を整理するとともに、答案練習を欠かさないことに尽きるといえます。

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