公務員試験:官庁訪問・国家総合職

ここでは、官庁訪問のうち国家総合職特有の注意点を述べます。官庁訪問の全般的な注意点は以前の記事で触れていますので、そちらのほうも必ずお読みください。

官庁訪問までの流れ(国家総合職の場合)

国家総合職の場合、まず採用試験の前に、職務内容等を紹介するため、人事院では各府省と協力して各種業務説明会、イベント等を開催しています。

国家総合職の官庁訪問の解禁日(訪問開始日)は、最終合格発表のあとに指定された日です。その一方、1次試験合格発表直後から訪問開始日までは、受験者の参加を求める形式で、人事院又は内閣人事局が主催する説明会や特定の日に各省庁が実施する業務説明会のみ実施されます。

官庁訪問では採用面接が行われます。各府省等は、官庁訪問を通じて訪問者が各府省等にとって適した人材であるかどうか、行政に対する意欲がどの程度であるかなどを評価し、採用者を人選します。内々定を得るためには、必ず官庁訪問をしてください。

官庁訪問のポイント

官庁訪問の受付が始まれば、電話で予約を入れ、志望官庁を最初から絞らず、なるべくたくさんの官庁訪問を行いましょう。ただし先の記事で述べた「拘束」には留意しましょう。

国家総合職の官庁訪問には、隔日訪問期間の設定や内々定の解禁日など、各官庁の申し合わせに基づくルールが決められています。人事院の公式サイトで確認できるため、これは必ず読んでルールを厳守しましょう。

官庁訪問はたくさんの学生が集結します。実際に採用される人数は最終合格者の2分の1~3分の1という年も普通です(景気変動などの事情で年度によって公務員志願者数にばらつきもあり、楽な年もあります)。官庁訪問こそが国家総合職の決戦です。

また、先の記事で述べた、定員枠、拘束、ひとつの官庁から内定をもらうまでの面接回数などは、国家総合職が最も厳しく、早く動くことや情報収集を欠かさないことを常に意識してください。

公務員試験:官庁訪問・国家総合職で内定無しの方は

国家総合職の最終合格者は、採用候補者名簿に記載されます。この名簿は3年間有効(手続きが必要)です。しかし、内定が得られなかった方が来年も官庁訪問に再挑戦して、内定を得る保証はありません。

国家総合職の最終合格者のうち内定を得るのは2分の1~3分の1という場合も考慮し、内定を得られなかった方は進路の再考をしましょう。

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