皇宮護衛官・大卒

皇宮護衛官・大卒の採用試験について、平成27年度受験案内が公開されています(1次試験日=6月7日・日曜日)。

皇宮護衛官の試験種目と、全体を5とした各科目の配点比率が告知されています。

  • 1次試験:基礎能力試験(多肢選択式)3/5、課題論文試験2/5・3時間
  • 2次試験:人物試験(個別面接。※参考として性格検査を実施。配点比率無し。合否の判定のみ)、身体検査(配点比率無し。合否の判定のみ)、身体測定(配点比率無し。合否の判定のみ)、体力検査(配点比率無し。合否の判定のみ)

基礎能力試験(多肢選択式)は以下のように、皇宮護衛官・大卒を含む国家専門職では共通問題が導入されています。

基礎能力試験(合計40問)は、同日実施の国家専門職(大卒)(国税専門官、財務専門官、労働基準監督官など)の間では、全く同じ共通問題です。国家一般職大卒・地方上級レベルの標準的な大卒公務員の試験勉強で対応できます。

  • 知能分野 27題→文章理解 11題、判断推理 8題、数的推理(一部の国家専門職や防専では「数的処理」)5題、資料解釈 3題
  • 知識分野 13題→自然・人文・社会(時事を含む) 13題
  • 数的処理(判断推理、数的推理、図形、空間)→判断推理8、数的推理5出ます。この2科目だけで基礎能力試験の3割以上を占め、真っ先に取り組むべき最重要科目です。
  • なお、国家専門職の一部や防専では、数的推理を「数的処理」と呼びます。
  • 文章理解→現代文6、英文5で古文は出ません。やはり出題数が多く、必ず勉強すべき科目です。
  • 資料解釈→3問出ます。コツコツとしっかり取り組むことで学習効果の高い科目です。
  • 社会科学(時事対策を含む)→時事が3問、法律、政治、経済が各1問出ます。一般知識(知識分野)では最もウェイトの高い重要分野です。
  • 人文科学→日本史、世界史、地理、倫理思想が各1問出ます。ここを落とす受験生は少なく、やはり勉強すべき分野といえます。
  • 自然科学→生物(または地学)、物理、化学が各1問出ます。優先度は低いものの、典型問題・基礎問題だけでも勉強すると点が取りやすい分野です。

皇宮護衛官・大卒の傾向と対策

皇宮護衛官・大卒では、1年程度の勉強を行う方もおられますし、3~6ヶ月程度の試験勉強で合格する方が多いと思います。高校レベルの基礎学力がしっかりしている方なら、数ヶ月未満の勉強でも合格する方も少なくありません。

また、課題論文試験は2題出され、どちらも解答する必要があります。試験内容は以下のように公表されています。

  • 時事的な問題→1題
  • 具体的な事例課題により、皇宮護衛官として必要な判断力・思考力を問うもの→1題

皇宮護衛官は国家専門職ですから、過去問を人事院に請求できます。基礎能力試験は市販の教材だけでも十分ですが、課題論文試験は5年分程度請求してしっかり過去問研究しておくことをおすすめします。

人物試験は個別面接です。人物試験対策(面接試験、集団討論、官庁訪問)(大卒程度)で国家公務員向けの参考書を読まれ、想定問答や自己練習など準備をしっかり行います。