国家一般職大卒の基礎能力試験の科目別出題数

今回は、国家一般職大卒の基礎能力試験の科目別出題数を取り上げます。

国家一般職大卒の基礎能力試験は、行政、電気・電子・情報、機械、土木、建築、物理、化学、農学、農業農村工学、林学の全区分で共通の試験問題が課され、40問全てが必須解答の全問解答制です。

ここで掲載するデータは、判明している中で最も最近の平成28年度採用試験で実際に出された科目別出題数です。

【追記】平成29年度の人事院の受験案内では、判断推理8問、数的推理5問、資料解釈3問と告知されており、以下の数値(平成28年度の実施結果)に比べて、変更されています。

(文章理解11問で知能分野の合計が27問、知識分野13問で時事を含む点は28年度と同じです。これ以上の科目別出題数は、公式には告知されないため、以下の実施結果が参考になります)

分野 科目 出題数
一般知能 文章理解 現代文
英文
数的処理 判断推理
数的推理
資料解釈
一般知識 社会科学 時事
法律
政治
経済
自然科学 物理
化学
生物
人文科学 日本史
世界史
地理
思想
合計 全40問

国家一般職大卒の基礎能力試験は40問中、知能分野(一般知能)が27問、知識分野(一般知識)が13問で、知能が7割弱、知識が3割強という比率です。

特に知能分野は、判断推理、数的推理はもちろん、現代文、英文に加え、資料解釈も出題数が多めという要注意科目です。なお、古文は出ません。

知識分野に関しては、時事3問を考慮すると社会科学を重視すべきですが、全体的に知能分野よりは明らかにウェイトが低いため、あまり難問にこだわらず、基本~標準問題を中心にした効率学習が要求されます。

他の国家公務員も、知能分野の比率が高い場合が多く、併願がしやすいと思います。その一方、地方公務員は知能と知識の比率があまり変わらないため、併願の際はある程度知識分野にも力を入れる必要があります。

難易度としてはどの科目も、地方上級と同等だと思います。自治体によって独自の問題が見られる地方上級よりも標準的な問題が多く、併願しやすく、ともに勉強しやすい試験といえます。