国立大学法人等職員(技術系)

今回は、国立大学法人等の技術系職員の仕事内容を取り上げます(国立大学法人等職員の採用試験については、国立大学法人等職員を参考になさってください)。

国立大学法人等職員の技術系では、電気、機械、土木、建築、化学、物理、電子・情報、資源工学、農学、林学、生物・生命科学の各区分に分かれて採用試験が行われます。

技術系の国立大学法人等職員の仕事は、採用試験に合格して各法人に採用されたあと、それぞれの機関等で、施設系または教育研究系(教育・研究支援系)の職員として、専門知識を活かした業務に従事します。

  • 施設系職員→教育・研究施設の計画、工事の発注、維持保全の業務など
  • 教育研究系→各専門分野に応じた各種研究、実験、測定、分析、検査等の技術支援業務

このほか、実験室や農場などの利用調整、先生方の研究業績の国内外への送付、外部機関(例えば設備や防災に関することは消防署など)への連絡及び対応なども行います。

以下、それぞれの仕事内容を見ていきます。

国立大学法人等職員(技術系):施設系職員

国立大学法人等における施設系の技術職員とは、ひとことで言えば、各種建物・設備などに関わる計画や維持管理を担う職員です。

施設系の職員は、国立大学法人等の維持管理や新築・改修・修繕工事の設計・積算・現場監理の業務を行います。また、修繕現場へ出向いて、自ら修理を行うこともあります。

キャンパスや外構の工事における設計・積算・現場管理等はもちろん、施設関係でなんらかのトラブルがあった場合は現場へ向かい、原因調査や対応を行うこともあります。

最近では、耐震基準の改正に伴う改修工事が増えています。施設系の職員は、国立大学法人等のあらゆる工事の計画、調査、設計、積算、検査や、その工事の発注、監督が仕事の中心といえます。

さらに、個別の工事案件に関する対応だけでなく、もっと大きな視点から、キャンパスマスタープランなどと呼ばれる整備計画や将来構想の作成に関わる職員もおられます。

国立大学法人等職員(技術系):教育研究系

教育研究系(教育・研究支援系)の職員はひとことで言えば、国立大学法人等における教育・研究を技術面からサポートする仕事といえます。

国立大学法人等の教育研究系職員は、学生の実験・実習への指導や助言、研究・実験機器等の設計・開発・維持・管理、実験のデータ処理や分析などを行います。

こうした業務は定期的なものばかりでなく、各部署からの依頼業務もあります。また、法人内にとどまらず、地域への貢献事業に協力するなど、さまざまな技術支援を行っています。

教育・研究への支援は、学生の実験支援や研究支援、機器管理といった法人内部での業務に加え、例えば小・中学校に出向いて科学の面白さを伝える出前実験といった仕事にも従事します。