公共政策(専門記述対策/国総レベル)

今回は国家総合職レベルの専門記述対策(裁事、衆参事務局、外専、防専も該当します)のうち、公共政策を取り上げます。

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公共政策は、政治・経済の幅広い政策課題を問う科目であり、A、Bの2題が出題されます。Aは法律区分や政治・国際区分向け、Bは経済区分の方に向いている傾向があります。

公共政策の参考書としては、以下のものが挙げられます。両書とも、大学の公共経済学、公共選択、政治経済学といった科目の教科書として使われることが多い定番参考書です。

これら勁草書房の2冊の基本書のうち、どちらかを手堅くこなしておくと良いでしょう。どちらかと言えば、国家総合職試験委員経験者の井堀利宏氏が監訳に関わっている「ヒルマン、井堀利宏(監訳) 入門財政・公共政策 勁草書房」のほうが人気が高くおすすめできます。

国家総合職の公共政策は、市場の失敗、費用効果分析・費用便益分析、国と地方の役割分担からほぼ毎年出題されています。ハイリスクにヤマをはることは不適切ですが、公共政策も他の科目と同様にしっかりと勉強すれば、リターンも大きい科目です。

なお、「公務員試験 速攻の政策論 実務教育出版」を使う受験生も多いと思います。この本は政策論文試験向けの参考書ですし、公共政策には不向きかと思います。

ただ、本書自体は悪い本ではありませんし、公共政策Aで易しめの課題が出たり、政策論文試験対策の場合は対応できないこともありません。独学の方は先に取り組んでおくなど、基礎固めとして使う入門書には最適だと思います。