財政学(専門記述対策/国総レベル)

今回は国家総合職レベルの専門記述対策(裁事、衆参事務局、外専、防専も該当します)のうち、財政学を取り上げます。

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  1. 林 基礎コース財政学 新世社
  2. 井堀 財政学 新世社
  3. 土居 入門公共経済学 日本評論社
  4. 図説日本の財政 東洋経済新報社

国家総合職の財政学の基本書としては、1.「林 基礎コース財政学 新世社」および2.「井堀 財政学 新世社」が双璧をなす定番中の定番と言えます。1を使う場合、練習問題は記述対策に極めて有益な内容であり、必ず取り組むことをおすすめします。

1~3の著者は3人とも国総の専門記述の試験委員を歴任した第一人者です。基本書としては、詳しく丁寧な説明で制度・理論のバランスが良い1がおすすめできますが、1が合わなかった場合には2も簡潔で読みやすい教科書として十分使える良書です。

3の土居丈朗氏は、2の井堀利宏氏の後に試験委員になった方であり、お二人は師弟関係にあります。3の「土居 入門公共経済学 日本評論社」は経済理論を習得した後に推奨できる、税制理論に重きを置いた少し応用的な教科書ですが、試験委員の傾向対策として参考に読み込んでおく価値があります。

4.「図説日本の財政 東洋経済新報社」は、毎年刊行される財政学の必須教材と言えます。財政状況や税制改正など、本書からそのまま出題されることが多いことも知られています。

図説日本の財政 東洋経済新報社」は会計規模など財政事情の部分は必読といえますし、地方財政や社会保障制度についても最新の情報を詳しく説明しています。本書は年度別教材としてマストアイテムといえます。