公務員と土木の資格

今回は、公務員と土木の資格を取り上げます。

公務員の土木職と資格

公務員では土木職の場合も、特に資格があるからといって仕事に有利になるといったことはありません。ここは民間企業と大きく異なるところで、民間企業の場合は資格の有無が業務内容に必要不可欠な場合が少なくありません。

このため、公務員の土木志望の方が、資格の取得に必死になる必要はありません。民間企業を志望する方または既に会社員の方が、技術士や施工管理技士などの取得に頑張っているからといって、公務員を目指す方がそこまでこだわる必要はありません。

ただ、公務員でも土木の資格は無いよりは持っていたほうが、より業務内容を理解しやすく、単なるスキルアップにとどまらず、関係部署との連携や外部との交渉といったコミュニケーションの円滑化にもつながります。

ここは公務員と民間企業で大きな違いが見られます。資格の取得そのものが仕事の内容に影響する民間企業と異なり、公務員は「持っていなくても良いが、持っていたほうが仕事がやりやすくなる」という程度にとどまります。

公務員は長く勤めれば勤めるほど給与が上がりますし、勤続年数と昇進だけで給料を中心にした待遇が決まる職業です。このため、資格を取得して仕事をやりやすくしようというモチベーションは、とても感じにくい職場でもあります。

結果として公務員における土木の資格は、いくつか取ってキャリアップを目指そうとする方と、資格取得に興味や関心が無い方との個人差が大きいといえます。また、退職後の備えということで資格取得を目指す公務員の方も少なくありません。

公務員の土木の資格といえば?

公務員で土木の方が目指す資格といえば、技術士、1級土木施工管理技士、1級舗装施工管理技術者あたりが人気のおすすめ資格といえます。土木系以外では、宅建の取得も人気の資格です。

こうした資格は、退職後に備えて取得する公務員が多くおられます。特に、民間への転職を見据えている方は、無資格の公務員では土木でも採用されることが難しいと考えられているようです。

土木の公務員の資格取得はほとんどの場合、公務員になったあとで転職や退職後の「保険」にように目指す方が大半です。これから公務員を目指す方は、公務員試験の勉強を進めながら無理してこうした資格の勉強を行う必要はありません。

土木の公務員のなかには、資格取得を退職後のためという考えにとどまらず、業者とのコミュニケーションをスムーズにするため知識を身に着けたいとか、資格勉強をきっかけに体系的な能力向上を目指すという方もおられます。

公務員試験では受験案内に明記してない限り、特定の資格の有無が合否に影響しません。これは土木職の場合も同じです。キャリアアップやスキルアップのために資格を目指すのは、公務員の場合は採用後でも遅くありません。

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