公務員の仕事は楽か?

今回は、公務員の仕事は楽かどうかについて取り上げます。

窓口業務の公務員は楽とはいえない

公務員の仕事が楽かと言われると、決してそうでは無いといえます。まず、公務員が最も身近に感じる仕事といえば、市役所や都道府県庁、各省庁やその関係機関(税務署やハローワークなど)の窓口業務ですが、まず気楽ということは無いと思います。

確かに窓口業務に特化した公務員なら、その窓口が開いている開設時間通りに仕事を終わらせることが出来ます。ただし、残務処理や窓口とは別の業務がある場合はその限りではありません。

その一方、窓口を訪問する住民の方の誰もが優しい方とは限りません。抱えている案件によっては、上司や同僚、関係部署との連携が必要な場面も出てくるでしょう。相手が納得してくれない場合は、気楽とは縁遠い状況になることもあります。

特に窓口業務の公務員は、目立つ存在でもあります。ちょっとした案件を扱う公務員の場合でも、相手の態度によっては、メンタルな強さが要求されるケースもあります。このように、直接住民に接する公務員は、それなりにストレスがたまることもあります。

公務員の仕事は楽といえるか?

窓口業務に限らず、公務員の仕事は楽とは言えないと思います。一般的な公務員の仕事は、書類の作成と関係各所との調整が仕事の多くを占めています。業務系の部署や事業系の部署では、いわゆる窓口系とは異なり、残業もありますし休日出勤もあります。

公務員は法令に基づく仕事の遂行が原則です。国家公務員でも地方公務員でも、法令に基づく与えられた権限の範囲で仕事を行います。このため、創意工夫が要求される民間企業とは異なり、ルーティン的な仕事が多い割に、決して楽とはいえない業務が続きます。

公務員では、法案や条例案、各種命令や指導、さまざまな措置のたびに、書類の作成を行う仕事が伴います。自分の権限だけで動けないことは、同僚や上司と相談したり、関係部署や外部機関・組織・会社などとの調整や連携が必要です。

このように、窓口業務以外の公務員の場合は、自分の都合だけでは楽に終わらない仕事が多いといえます。結果的に残業が出て来る場合がありますし、休日出勤や他者との連絡・折衝が必要となります。

楽でもない公務員を続けるのは?

公務員の仕事は決して楽ではありません。それでは、なぜそんな公務員の仕事を続けているのかといえば、それはやはり、待遇面や安定性です。公務員であれば、たとえ楽でなくても、働いたぶんの給料はきちんともらえますし、昇給は確実に保証されます。

確かに公務員の仕事は楽ではありません。頭を使う業務が少なくありませんし、ときには体を動かす場合もあります。それでも、民間企業のように、個々の営業成績や創造性を求められることはなく、目の前の仕事をこなしていけば良いという安定性があります。

公務員は民間と評価基準が異なることから、変わっているひとが多いとも言われますし、人間関係に関しても配属先次第といえます。

ただ、公務員が決して楽では無いとはいえ、同じ苦労をするなら、民間よりも給料が安定してもらえたり、身分の保証がしっかりしている公務員であり続けることを選ぶ方が多いと思います。