高卒公務員の作文試験:国家公務員(大学校除く)

ここでは、国家一般職高卒、税務職員、裁判所事務官一般職高卒、刑務官、入国警備官、皇宮護衛官・高卒の作文試験の傾向と対策を取り上げます(海上保安大学校、海上保安学校、気象大学校は別途取り上げます)。

今回取り上げるどの作文試験でも、特定の課題について書きなさいという出題形式が続いています。

このうち、国家一般職高卒および税務職員の作文試験の直近の試験問題(課題)は、以下の通りです。字数・時間はどれも600字・50分でした。

  • 目標を立ててチャレンジしたこと
  • 人と人との助け合いについて思うこと
  • 社会の一員として働くということ。
  • 自分が成長したと思う事。
  • 他人に対する配慮について思うこと。
  • 私にできる社会貢献。(旧・国家3種)

上記の通り、国家一般職高卒の作文試験は事務区分のみ課され、同日実施の税務職員は全く同じ問題が出題されています。なお、国家一般職・社会人試験(係員級)は問題が異なります。

裁判所事務官一般職高卒の作文試験の直近の試験問題(課題)は、以下の通りです。

  • もう一度挑戦したいこと(850字・50分)
  • 約束(字数制限なし・50分)
  • 嘘。(字数制限なし・50分)
  • 空(そら)。(字数制限なし・50分)
  • 私が大切にしていること。(1,792字程度・50分)
  • 先輩・後輩の関係について思うこと。(1,792字程度・50分)

裁判所事務官一般職高卒の作文試験の字数は、ここ数年おきに変わっています。最近では850字・50分が多いのですが、受験年度の受験案内が告知されたらすぐに確認し、変更が無いかどうか確かめましょう。

刑務官の作文試験の直近の試験問題(課題)は、以下の通りです。字数・時間はどれも600字・50分でした。

  • 社会人として求められること
  • 正直さが求められる時
  • 信頼関係の大切さについて。
  • 人と接する上で必要な事。
  • 私が普段心がけていること。
  • 10年後の自分について。

入国警備官の作文試験の直近の試験問題(課題)は、以下の通りです。字数・時間はどれも600字・50分でした。

  • 私と仕事について
  • 最近関心を持っていること
  • 自分の得意なこと。
  • 生きる上で大切に思う事。
  • 今までで最も感動したこと。
  • 学生時代に最も熱心に取り組んだこと。

皇宮護衛官・高卒の作文試験の直近の試験問題(課題)は、以下の通りです。字数・時間はどれも600字・50分でした。

  • 団体生活に必要なこと
  • 最近のニュースで感じたこと
  • 社会人として大切にしていきたいと思うこと。
  • 公務員としての責任について思う事。
  • 信頼される人物になるために求められること。
  • 仕事と余暇について述べなさい。

これら高卒程度の国家公務員の作文試験では、どの試験でも、受験者自身の人間性を問う課題が頻出といえます。

このうち国家一般職高卒/税務職員では、自分自身の成長や社会人として働く意味を問う課題だけでなく、自分と他人、あるいは自分と社会とのつながりといった、一人だけでは無く社会のなかにおける自分の役割を問う課題も見られます。

裁判所事務官一般職高卒でも自分自身のあり方や生き方を問う課題が頻出です。とはいえ、「約束」「嘘」「空」といった非常に抽象的な言葉だけが提示された時期もありました。こちらは字数も含め、課題の内容が変わる可能性も考慮すべきでしょう。

刑務官/入国警備官/皇宮護衛官・高卒の場合は、やはりいわゆる公安系の公務員ということもあり、受験生自身のことはもちろんですが、責任や信頼、大切なことや心がけていること、最近のニュースなど、より深く人間性を問う課題が多く見られます。

なお、上記の通り、国家公務員(高卒)の作文試験は、600字・50分という場合が多いのですが、これは変更される可能性もあります。受験年度の受験案内(試験案内)が告知されたら、必ず確認しましょう。

国家公務員(高卒)の作文試験に対し、適切な段落の分け方や、課題から結論まで説得力ある記述の仕方など、一般的な高卒公務員の作文試験で要求される能力を習得できる良書があります。高卒公務員の参考書 作文試験では、高卒公務員の作文試験の勉強方法について、具体的な教材を挙げながら説明していますので、参考になさってください。

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