消防官の作文試験(高卒程度)

ここでは、消防官の高卒程度の採用試験で実際に課された作文試験を掲載し、作文試験の傾向と対策を取り上げます。

消防官(高卒程度)の作文試験で実際に出された課題は以下の通りです。

  • あなたが仲間と協力して取り組んだことで、最も印象に残っていること(さいたま市消防/800字・60分)
  • 千葉市の消防士になったら発揮したい、私の〇〇力(千葉市消防/800字・60分)
  • あなたが目指す信頼される消防職員像について述べなさい。(東京消防庁/800字~1,200字・90分)
  • これからの時代に求められる地方公務員の能力について、あなたが思うことを述べてください。(川崎市・高卒 行政事務・消防共通/800字以上1,200字以内・60分)
  • 消防士として、最も心がけるべきことは何か。あなたの考えを述べなさい。(新潟市消防/1,200字・60分)
  • あなたのこれまでの人生で「自分が成長できたと思う経験」と「どうしてそう考えるか」について述べなさい。(名古屋市職員・高卒 事務・学校事務・消防共通/字数指定なし・60分)
  • 最近の数年間で、苦手なことを克服するために努力したこと(京都市消防/600字・50分)
  • 「自信と謙虚」と題してあなたの考えを述べなさい。(大阪市消防/字数指定なし・60分)
  • 最近あなたが関心を持った時事問題について(北九州市・初級共通/字数指定なし・60分)

消防官の作文試験対策(高卒程度)

消防官(高卒)の作文試験は、東京消防庁のように消防独自の課題を課す自治体が多い一方、川崎市や名古屋市のように他の区分(職種)と共通の試験問題を課す自治体もあります。

どちらの場合でも、自分自身に関して書かせる課題が頻出といえます。上記の例でいえば、さいたま市、名古屋市、京都市、大阪市のように、協力したこと、成長したこと、克服したこと、自信や謙虚のほか、長所・短所、経験したこと、印象に残った出来事や言葉を書かせる課題が出ています。

消防独自の課題の場合は、消防士としての役割・心構えや理想の消防士像を書かせる課題も頻出です。上記の例なら、千葉市、東京消防庁、新潟市が該当します。

このほか、公務員としての心構え・取り組みや一般的な時事的課題も出ています。上記の例では川崎市や北九州市が該当しますが、これは独自問題・共通問題に関係なく頻出といえます。

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