教育社会学

今回は、教育社会学の参考書を取り上げます(以下のリンクは、それぞれの名称によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページを含みます)。

まず、「現代教育社会学 有斐閣ブックス」は、教育社会学の全体像を把握するのにおすすめできる参考書です。教育社会学で必要な事柄をギュッと凝縮した良書ですが、教育学や社会学の基礎を前提としたテキストです。

このため、いきなり本書から始めるのは難しく、先に教育学(→教育学/教育学概論)や社会学(→社会学(福祉系・心理系向け))の概論的な基礎固めのあとに取り組むと、容易に理解が進むと思います。

新しい時代の教育社会学 ミネルヴァ書房」も重要なテーマはもれなく収録し、丁寧な解説で初学者にも分かりやすい参考書です。比較的新しい内容である点も、優れた概説書として適切です。

メインのテキストとしては、「現代教育社会学 有斐閣ブックス」が望ましいと思いますが、これが合わなかった方は、「新しい時代の教育社会学 ミネルヴァ書房」に替えても良いでしょう。

よくわかる教育社会学 ミネルヴァ書房」は参考書というより、重要項目を網羅した論点集としておすすめできる良書です。見開き2ページで各項目の説明が掲載され、記述対策の論点整理や分からなかった点の参照用参考書として、非常に使い勝手の良い参考書です。

よくわかる教育社会学 ミネルヴァ書房」は家庭裁判所調査官補・総合職大卒で課される記述式試験の対策に有用です。メインのテキストをこなしたら、本書で論点整理を行って本試験に備えることをおすすめします。

さらに、「教育の社会学 常識の問い方、見直し方 有斐閣アルマ」は、不登校・幼児教育・ジェンダー・学歴社会という4つのテーマに分け、教育社会学の最新の動向を踏まえて詳しく解説した良書です。

教育の社会学 常識の問い方、見直し方 有斐閣アルマ」は初学者でも読みやすく、網羅性は高くありませんが、教育社会学の比較的新しい議論をカバーすることが可能です。他の参考書では触れていないような最新の論点を補充する教材としておすすめします。

ここまで教育社会学の参考書を取り上げていきました。メインテキストで重要事項を理解したら、論点集で記述試験に備え、最新の論点も補充する、という流れが定石だといえます。

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