面接・官庁訪問の秘伝

今回取り上げる公務員試験の参考書は、TACの「面接・官庁訪問の秘伝」です(以下のリンクは、それぞれの名称によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページを含みます)。

面接・官庁訪問の秘伝」は、国家一般職大卒、地方上級(都道府県、政令指定都市、東京都特別区)、市役所、町村役場、国税、裁判所一般職、国家専門職、国家特別職に対応する面接試験の参考書です。毎年改訂されて最新版が出ています。

また、A5判・約280ページの内容で、個別面接、集団面接、集団討論、官庁訪問に対応しています。国家総合職は非対応ですが、それ以外の採用試験なら国家・地方公務員ともに使えますし、多様な試験形式の対策が出来る網羅性の高い参考書です。

この参考書では、まず面接試験の目的と直近の傾向と対策が解説されます。ここでは、面接試験が公務員試験に占めるウェイトやチェックポイントが取り上げられます。

官庁訪問の章では官庁訪問の基本的な流れや、実際に直近数年間の官庁別の実施データが収録され、どういうスケジュールでどれだけの面接が組まれたかの実施実績がわかります。TAC受講生の官庁訪問日記も、受験生の有益なケーススタディです。

本書の中心である面接試験の秘伝の章では、自己分析に基づく自分の強みと、志願先の官庁・自治体が求める政策・理念に基づく「自分だけのコア」な部分を作り上げることで、どんな質問でも動じないノウハウが解説されます。

さらに、面接カードの効果的な書き方、身だしなみをはじめとする面接試験のマナー、試験前日・当日・会場入り前から本番での礼儀なども記載された上で、想定問答集が25問掲載されています。回答例は複数のダメな回答と無難な回答が提示され、著者の指摘がポイントとしてまとめられています。

集団討論は独立した章が設けられ、概要とポイント、模擬討論、失敗事例とリカバリーのポイント、自治体別の出題テーマ例まで記載されています。このほか、国家一般職大卒の人事院による面接や、集団面接の概要とポイントも取り上げられています。

面接・官庁訪問の秘伝」は二色刷りで豊富な図解やイラストを交え、非常に読みやすい面接・官庁訪問の人気参考書です。どんな質問にも対応できる自分のコアづくりというアプローチで、しっかりと備えることが出来る定番のメイン参考書としておすすめします。

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