面接と公務員

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今回は、面接の公務員における試験内容について取り上げます。

公務員の面接形式

面接は公務員において、人物試験と言われることがあります。すなわち、教養試験(基礎能力試験)や専門試験などの筆記試験では測れない、受験者の人間性、公務員という職業への適性を判断する試験です。

公務員試験で実施される面接の形式には、個別面接、集団面接、集団討論があります。最も多いのは個別面接であり、1人の受験者に対して3~5人の面接官が15~20分のうちに行うことが一般的です。

集団面接は、3~8人の受験者に3~5人の面接官が面接を行う形式です。当然ながら、所要時間は個別面接より多くかかる傾向があります。

集団討論は、提示された課題に対して、5~10人程度のグループで討論を行い、その様子を3~5人の試験官が評価するという形式が多く見られます。

同じ公務員の面接であっても、個別面接は1人の受験者に対して、とことん深く突っ込むことができますし、集団面接は受験生どうしを比較しながら評価を与えることができます。

集団討論は特定の課題に対して討論させるのですが、最終的に一定の意見集約を求める場合が一般的です。また、進行役、タイムキーパー、ホワイトボードへの板書役、書記役といった役割分担が設定される試験もあります。

面接の公務員における実態

面接が公務員においてどれだけ重要なのかについては、国家公務員や一部の地方公務員では実際の配点比率を事前に公表しています。全ての試験種目のうち何分の何と表記したり、何点満点と表記したり、合否の判定のみに使用するという試験もあります。

公務員では面接の配点比率も重要ですが、筆記試験は1次試験の通過条件に過ぎず、面接試験に合否の決定を左右させる場合が多く見られます。特に地方公務員では、面接の配点比率が高い自治体が増えています。

面接といっても公務員は民間より甘いんだろうと思ってはいけません。いわゆる圧迫面接やコンピテンシー面接は、公務員でも決して珍しいことではありません。

公務員でも面接カードまたはエントリーシートの記入が求められることが一般的ですし、特に民間よりもここで書いたことは必ず質問される確率が高いといえます。

ある質問に対して回答を行っても、その回答の内容を突っ込まれ、さらに詳細な回答を求めることの繰り返しという面接試験もあります。質問と回答の1対1の想定問答にとどまらず、さらに詳しい中身の検討が必要といえます。

面接は公務員の場合、正規の採用試験の一環として、重要な試験種目です。参考書通りの一般論ではなく、その根拠やエピソードを交えた具体論が語れるくらいの準備が無ければ通用しないといえます。

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