参議院事務局一般職高卒/専門職(衛視)

参議院事務局一般職高卒および専門職(衛視)は、国会(参議院)が採用試験を行う高卒程度の国家公務員であり、行政職員では無い国家公務員(国家特別職)です。参議院一般職高卒・衛視とも同日実施され、併願はできません。

参議院一般職高卒および参議院衛視の試験内容は以下の通りです。

参議院一般職高卒
1次試験:基礎能力試験(択一式)、一般常識試験(短文記述式)、作文試験、事務適性試験
2次試験:人物試験(グループワーク、個別面接)※人物試験の参考に性格検査を実施します。
参議院衛視
1次試験:基礎能力試験(択一式)、一般常識試験(短文記述式)、作文試験
2次試験:人物試験(個別面接)、基礎体力検査、身体検査※人物試験の参考に性格検査を実施します。

どちらの採用試験も基礎能力試験(教養試験)は40題で、社会科学(時事を含む)7題、人文科学8題、自然科学5題、文章理解6題、判断推理・数的推理・資料解釈14題だと告知されています。

基礎能力試験(教養試験)では、以下の出題範囲が想定されています。

基礎能力試験は、共通問題が課されていると思われます。一般常識試験は60分、作文試験は60分、事務適性試験(一般職高卒のみ)は10分であり、これらは各試験で別々の問題が課されています。

どちらの試験も、基礎能力試験(一般職高卒は事務適性試験も)の成績が一定点に達しなかった方は、一般常識試験および作文試験の採点は行われないと告知されています。これは不合格の基準点(足切り点)といえます。

衛視では、最終合格者は2次試験の結果のみに基いて決定すると明記されています。1次の成績は考慮せず、2次試験の準備をしっかりと行うことが必要です。

衛視で課される基礎体力検査は、基礎体力、腹筋力、敏しょう性、瞬発力についての検査です。具体的な内容は募集要項で詳しく明記されます。また、身体検査において不合格になる基準も告知されます。

参議院一般職高卒や専門職(衛視)の募集要項では、試験内容、試験種目ごとの配点比率、合否の基準などが詳しく明示されています。必ずしっかりと確認しましょう。

どちらの試験も教養試験(基礎能力試験)の試験対策については、高卒程度公務員の試験勉強で対応できます。一般的な高卒公務員の教材を使えば十分通用します。

高卒程度公務員の教養試験(基礎能力試験)について、何を使ってどのように勉強すればよいのかについては、高卒公務員の参考書 教養試験(基礎能力試験)で一括して取り上げています。試験勉強のメインとなる教材を具体的に知りたい方は、参考になさってください。

高卒程度公務員で課される作文試験対策についても、高卒公務員の参考書 作文試験で具体的な参考書の使い方を通じて試験対策を取り上げています。

なお、基礎能力試験の科目別出題数は一般に公開された情報が無く、一般常識試験や事務適性試験といった一般的な公務員試験とは明らかに異なる内容や傾向を含んだ試験種目があります。

参議院事務局の面接試験は非常に厳しく、人事面談があることでも知られています。これについては、参議院事務局の個別面接試験と人事面談(大卒・高卒共通)で詳しく説明します。