防衛省専門職員の参考書:論文試験

今回は防衛省専門職員の参考書のうち、論文試験を取り上げます。

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まず、平成22年度の語学区分の課題(自衛隊の災害派遣活動や災害派遣において自衛隊が自治体やNPOと協働する際の留意点)のように、防衛省や自衛隊の活動そのものを問う出題は、どちらの区分(語学区分、国際関係区分)でも十分ありえるテーマです。

このため、どちらの区分の場合も、防衛省や自衛隊の公式サイト・パンフレットなどで、基本的な職務内容や現在取り組んでいる主要な出来事などを必ず確認しましょう。

防衛専門職の論文試験の参考書:国際関係区分

国際関係区分の論文試験は、実質的には安全保障論の専門記述試験に近いといえます。まずは防衛省専門職員の参考書:専門択一対策で紹介した安全保障論の参考書をしっかりと読み込み、論点整理にも活用しましょう。

その上で、論文試験の参考書としては、以下のものが挙げられます。

  1. 防衛白書
  2. 防衛省や自衛隊などの公式サイト

防衛白書」は毎年7~8月に刊行され、日本を取り巻く安全保障環境、日本の安全保障・防衛政策、日本の防衛の取り組み、防衛力の能力発揮のための基盤が掲載されます。

防衛白書の内容は、どこから出てもおかしくないテーマばかりです。また、防衛省や自衛隊を中心に、安全保障に関する政府の重要な公式発表は随時チェックすることをおすすめします。閣議決定された「国家安全保障戦略」など、ニュースや新聞で大きく取り上げられた出来事は必ず確認します。

防衛専門職の論文試験の参考書:語学区分

一方、語学区分の論文試験では、国際関係区分ほど高度で専門的なテーマではありませんが、やはり防衛省や自衛隊の役割に近いテーマが頻出と言えます。

語学区分の論文試験の参考書としては、論文(作文)試験/政策論文対策(大卒程度) で取り上げた、一般的な公務員試験の論文試験の参考書も役に立ちます。

このうち、「論文試験 頻出テーマのまとめ方」を使うなら、街づくり・地方分権など地方公務員向けのテーマは飛ばし、政治・経済・社会・科学・文化・国際など、より国家公務員向けのテーマを中心に読み進めましょう。

また、そもそも論文の書き方がわからないという方には、「1週間で書ける!! 公務員合格作文」を読んでおくことをおすすめします。

このほか、語学区分の方は、時事対策もしっかりと取り組むべきでしょう。もちろん、先述の通り、国家公務員向けになるような幅広いテーマと、安全保障・外交と防衛省・自衛隊に関わるテーマはしっかりチェックします。

なお、新聞を毎日チェックする余裕の無い方には、「新聞ダイジェスト」をおすすめします。新聞5紙の主要記事を項目別に整理して掲載した月刊誌であり、やはり必要なテーマを抽出して読み込みましょう。