資料解釈(高卒)

今回は、高卒程度公務員試験における資料解釈を取り上げます。

資料解釈とは、与えられた図表やグラフを読み取り、正しい選択肢を選ばせる科目です。勝手に解釈せず、示された内容を客観的に分析して正答を導き出す能力が必要です。

資料解釈は、主観的な思い込みで間違いをしなければ、決して難しい科目ではありません。提示された資料では判断できない選択肢も混じっていたりするため、客観的に考え、誤答に引っかからないことが重要です。

この科目は高卒程度の場合、国家一般職/税務職員/国家専門職、地方初級(道府県、政令指定都市)、市役所、警察官(警視庁含む)/消防官では2問、国家特別職では3問、東京都特別区3類や東京消防庁3類では4問、東京都3類では5問出ます。

このように資料解釈は、高卒程度公務員試験なら複数出題されることが一般的であり、決して捨て科目にすべきでない科目です。その一方、他の科目に比べると学習対効果が非常に高く、得点が取りやすい科目といえます。

資料解釈の場合も、メインの教材としてはスー過去をおすすめします。資料解釈は重要な科目ではありますが、取り組む順番としては最優先でなくても良い科目です。

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資料解釈の勉強法

資料解釈においても、試験勉強の中心として「新・初級スーパー過去問ゼミ 文章理解・資料解釈」をおすすめします。

本書は要点整理部分(要点のまとめ)と問題集部分(代表的な例題である重要問題→過去問演習にあたる実戦問題)が一体となった過去問集と呼ばれる完結型教材です。

本書があれば、全く初めて学ぶ科目でも、要点整理部分でポイントを理解し、重要問題で典型的な解き方を理解し、実戦問題で本格演習を行うことで、知識ゼロの状態から本試験問題が解けるようになるまで、1冊で済ませることができます。

特に資料解釈の場合は、公務員試験特有の出題のクセに慣れることで、比較的容易に点が取れる科目です。この点では文章理解に似ており、試験勉強の初めからいきなりスー過去に着手して、問題演習を継続すると良いでしょう。

資料解釈は出題数が少なくない科目ですが、真っ先に取り組む必要も無い科目です。ただし、多くの受験生が取りこぼすことの無い科目ですし、過去問演習を地道にしっかりと行っておきましょう。

高卒程度公務員試験の場合、まずは数的推理や判断推理に取り組み、これらの理解のめどがついた時点で、社会科学→人文科学→自然科学を進めながら、並行して文章理解や資料解釈に着手するのが定石かと思います。

資料解釈は他の教養試験(基礎能力試験)の科目に比べて、優先度は高くありませんし、本試験の3ヶ月前をめどに着手して良い科目かと思います。

ただし、あとから取り組むといっても、決して重要度が高くないわけではありません。出題数も考慮すると、「新・初級スーパー過去問ゼミ 文章理解・資料解釈」を毎日1~2問づつでも良いので、コツコツと勉強しない日を作らずに本試験まで解き続ける、文章理解のような進め方が望ましいといえます。