社会福祉学 (New Liberal Arts Selection) 有斐閣

今回取り上げる福祉(社会福祉)全般の参考書は、「社会福祉学 (New Liberal Arts Selection) 有斐閣」です(以下のリンクは、それぞれの名称によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページを含みます)。

「社会福祉学 (New Liberal Arts Selection) 有斐閣」は社会福祉学の理論を体系的に網羅した専門書です。福祉を専攻する大学生なら4年間通じて対応できますし、大学院入試の対策でも幅広く使われる参考書として知られています。

本書は、福祉系公務員において高度な出題に対応できる良書です。ただし資格対策の教材ではなく、あくまでも学術書ですので、著者である学者さんの学問的な志向が反映されています。

このため、福祉系公務員のメインテキストとしては、標準的でバランスの取れた社会福祉士向けの教材が向いていると思います。最も無難でおすすめできるのは社会福祉士(・精神保健福祉士)国家試験受験ワークブックです。

しかし、国総や家裁では高度な内容に踏み込んだ出題が多く見られます。これらの公務員試験の方は、本書のうち社会福祉士向けの教材に無い部分を一通り読み込んでおくことをおすすめします。

また、他の公務員試験の方でも、過去問を解いていてわからなかった点を調べたり、記述式試験が苦手な方が随時参照して知識の補強を行う参照用参考書としておすすめできます。

本書は、社会保障も含めて福祉の基礎知識や考え方を1冊にまとめた総合テキストです。約540ページという分厚い本の割に読みやすく、社会保障も含んだ網羅性の高い良書です。

社会福祉学 (New Liberal Arts Selection) 有斐閣」は国総、家裁では高度な内容に対応する必須教材といえます。法務省専門職員(人間科学)や地方公務員の方も、記述対策や分からない点を随時調べて知識の補充を行う参照用参考書として投入しても良いかと思います。