社会科学(高卒)

今回は、高卒程度公務員試験の社会科学を取り上げます。社会科学は、現代社会の仕組みや現状を問う分野です。

社会科学は高卒程度公務員試験の場合、政治、経済、社会の3科目が課されます。これには時事問題も含みます。東京都3類や東京都特別区3類では社会を除いた2科目ですが、時事問題という形で社会から出ることがあります。

高卒程度公務員試験の場合、社会科学は人文科学より少なく、自然科学よりは多い出題数で、一般知識(知識分野)の3分の1前後を占めるといえます。

ただし、人文科学は日本史、世界史、地理、文学・芸術、思想/倫理、国語など科目数が多い分野です。このため、1科目あたりの平均出題数で見れば、社会科学は政治、経済、社会とも最重要な科目といえます。

3科目のなかでは、政治は東京都や国家公務員では2問、地方公務員では3問ですが、警察官では5問(警視庁は4問)出ています。その一方、経済や社会は2問が一般的です。

このように、社会科学は1科目あたりの問題数が他の知識科目のなかでは多いことから、知識の最重要分野と位置づけて取り組む必要があります。

社会科学においても、定番教材の「スー過去」を使うだけでなく、この分野の出題比率や特徴に見合った学習法が必要といえます。

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社会科学の勉強法

社会科学は一般知識(知識分野)では最も重要な分野と言えます。1科目あたりの出題数が多く、時事問題が含まれることから、多くの受験生が落とすことの無い科目です。

とはいえ、一般知能(知能分野)のように解き方を習得する必要は無く、学習効果のコストパフォーマンスが高い分野でもあります。このため、一般知識の中では真っ先に取り組むべき分野ということがいえます。

また、教養試験(基礎能力試験)全体のなかで考えれば、暗記科目ということもありますし、最優先科目の数的推理や判断推理のめどがついた時点で着手すれば良い分野といえます。

社会科学の場合も、参考書に相当する要点整理と過去問演習が一体となった「新・初級スーパー過去問ゼミ 社会科学」がおすすめできます。

スー過去は、ポイントをインプットする「要点のまとめ」、代表的な例題である重要問題、過去問演習にあたる実戦問題を繰り返すことで、全く初めて学ぶ科目でも、試験勉強の初めから本試験まで使える定番教材です。

多くの教材があるなかで、どれか1冊に絞るといえば、このスー過去がおすすめです。時間的な余裕が無い方も、重要問題と、時計マークのアイコンがついた実戦問題を解くだけでスピーディーにこなすことができます。

その一方、「国家公務員・地方初級 政治・経済・社会 オープンセサミシリーズ」も頻繁に改訂されており、よくまとまった良書として、インプットに割り切るならおすすめできる教材です。

こちらのオープンセサミは、東京アカデミーの受講を前提にしているせいか、掲載問題は基礎問題が中心で十分な分量とはいえず、問題の解説も非常に簡素です。

その一方、要点整理・解説の記述が非常に精度が高く、図表・グラフや色分けを多用しており、説明も適度な分量です。スー過去をメイン教材としつつ、インプット専用の併用教材と割り切るなら、オープンセサミを追加する価値があるといえます。

社会科学も、「新・初級スーパー過去問ゼミ 社会科学」1冊だけで乗り切れます。公務員試験では、単に知識を暗記するだけでなく、問題演習を通じてどのように問われるのかに慣れることが絶対に必要です。

高卒程度の社会科学も、スー過去を3回でも5回でも繰り返し、公務員試験特有の知識の問われ方に慣れていく必要があるといえます。択一式という試験形式のなかで、どのように知識を駆使して正答を導くかを徹底的に練習しましょう。

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