東京消防庁1類

東京消防庁1類は、大卒程度の東京消防庁消防官の採用試験です。1類のみ年2回採用試験が実施され、5月末と8月末に行われます。

東京消防庁1類の教養試験は45問・全問解答制であり、出題範囲は以下の通り告知されます。

  • 〔知能分野〕:文章理解、英文理解(文章理解の英文のことです)、判断推理、空間概念(判断推理に含められます)、数的処理(数的推理のことです)、資料解釈
  • 〔知識分野〕:人文科学(国語、歴史、地理)、社会科学(法学、政治、経済、社会事情)、自然科学(数学、物理、化学、生物)

これを一般的な公務員試験の出題科目にあてはめると、実際の科目別出題数には以下の傾向が見られます。

  • 数的推理、判断推理:判断推理(空間概念を含む)7、数的推理4の合計11問。
  • 文章理解:現代文4、英文2、古文0。合計6問
  • 資料解釈3
  • 社会科学7:政治・法律(法学)3、経済2、社会2(社会事情含む)
  • 人文科学4:日本史1、世界史1、地理1、国語1
  • 自然科学14:数学5、物理3、化学3、生物3、地学0

東京消防庁1類は、知識分野(一般知識)が25問、知能分野(一般知能)が20問で一般的な地方公務員より知識分野のウェイトが高い傾向があります。知能分野では数的処理や文章理解も重要ですが、資料解釈も多めの出題数です。

知識分野では自然科学が突出しており、最重要分野といえます。もちろん、時事対策を中心とした社会科学も重要です。人文科学は、最低限の勉強はこなしたいところです。

東京消防庁は独自の試験問題とはいえ、出題範囲や難易度は一般的な大卒公務員と変わりません。標準的な大卒公務員向けの教材で乗り切ることができます。

東京消防庁1類の教養試験についても、何を使ってどのように勉強すれば良いのかに関しては、警察官・消防官の教養試験対策(大卒)で具体的な教材を挙げながら説明しています。参考になさってください。

このほか、東京消防庁1類では、論文試験、適性検査、身体検査、体力検査、口述試験(面接試験)が課されます。

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