U-CANの社会福祉士これだけは解いておきたい!直近3年450問+厳選過去150問

今回取り上げる福祉(社会福祉)全般の参考書は、ユーキャン(U-CAN)の「U-CANの社会福祉士これだけは解いておきたい!直近3年450問+厳選過去150問」です(以下のリンクは、それぞれの名称によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページを含みます)。

U-CANの社会福祉士これだけは解いておきたい!直近3年450問+厳選過去150問」は、社会福祉士国家試験の過去問を収録した問題集です。毎年最新版が出ており、直近3回分(=450問)と過去10年分から厳選した150問の合計600問で構成されています。

社会福祉士の国家試験は福祉系公務員の試験対策にそのまま使えますし、当然ながら本書のような社会福祉士国試の過去問もそれ自体が問題演習として使えます。この問題集も毎年改訂されており、法改正情報もしっかり反映されているため、最新版の利用をおすすめします。

この問題集は、すべての選択肢に詳細な解説がついており、なぜ正しいのか(誤りなのか)をわかりやすく説明しています。初学者も順序良くレベルアップがはかれる問題集といえます。

「U-CANの社会福祉士これだけは解いておきたい!直近3年450問+厳選過去150問」は、重要箇所をまとめた「ここがポイント」や、用語解説の「キーワード」など、図表・イラストを使ったコラムも充実しており、イメージとともに知識の定着をしっかり行うことができます。

また、問題と解答・解説が1ページで構成されており、答え合わせや復習がしやすい教材といえます。二色刷りでとても見やすく、学習に便利な赤シートも付属するなど、非常に使い勝手が良い問題集です。

ユーキャンでは同社のメインテキスト「U-CANの社会福祉士 速習レッスン」との併用を推奨していますが、これにこだわらくても良いと思います。すでに他社のテキストや参考書をインプットに使っている方でも、本書は十分おすすめできる問題集です。

本書を競合する問題集と比べると、中央法規の「社会福祉士国家試験過去問解説集」と「社会福祉士国家試験模擬問題集」が「過去問」「模擬問(模試問)」として知られており、2冊合わせて900問(過去問とオリジナル問題が450問づつ)です。

その一方、今回取り上げている「U-CANの社会福祉士これだけは解いておきたい!直近3年450問+厳選過去150問」は、過去問だけで600問という構成です。本の題名にも「これだけは解いておきたい」とある通り、社会福祉士国試における演習量の最低限の目安といえます。

ちなみに、ユーキャンではオリジナル問題集「U-CANの社会福祉士 実力チェック!総仕上げ模試」を毎年7~8月に出してましたが、2016年版(2015年発売)以降出していません。ユーキャンとしては、社会福祉士国試は過去問の600問だけで乗りきれるものとみなしているのかもしれません。

この問題集は非常に優れた精度の高い問題集ですし、よくまとまったわかりやすい良書といえます。ただし、福祉系公務員を考慮すれば、過去問ばかりでなく、オリジナル問題(模擬問題)にも取り組んでおいたほうが良いともいえます。

このため本書を使う場合は、この問題集で過去問演習を行うだけでなく、中央法規の「模擬問(模試問)」など他社のオリジナル問題集(模擬問題集)を追加することをおすすめします。

U-CANの社会福祉士これだけは解いておきたい!直近3年450問+厳選過去150問」は、社会福祉士の国試はもちろん、福祉系公務員のメインの過去問題集として十分おすすめできる良書といえます。参考書やテキストで知識をインプットしたら、この問題集で実際の問題を解く力をしっかりと向上することが可能です。

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