公務員試験ガイド

公務員試験:官庁訪問の注意点

公務員試験:官庁訪問の注意点

今回の記事では官庁訪問について、国家公務員すべてに共通する注意点をまとめました。高卒・大卒(大学院卒含む)・中途採用を問わず、国家公務員を受験の方は必ずお読みください。

公務員試験:官庁訪問の拘束と切り替え

官庁訪問は、ひとつの官庁での拘束があります。これは技術系よりも事務系に顕著に見られます。また国家総合職>国家一般職大卒>国家一般職高卒の順にキツいとされています。

「拘束」は省庁側にとって、他の官庁に官庁訪問されるのを防ぐためといわれています。例えば国家総合職では、朝9時に訪問して夜12時まで待たされるケースも多くあります。

官庁訪問には拘束がある一方で、一次発表後の限られた期間に結果を出さなければなりません。このため、希望官庁がダメだと思ったら、思い切って他の官庁に切り替えることも必要です。希望官庁にこだわり過ぎて、一切内定がもらえない事態は避けなければなりません。

公務員試験:官庁訪問の心構え

官庁訪問では、ひとつの官庁で回数を重ねると、次第に地位の高い方と接することになります。また、「業務説明(会)」などと言われても、実質的な人物試験には変わらず、志望動機など面接試験並みの準備と心構えを用意しましょう。

業務説明会などの情報は、各官庁にこまめに電話で問い合わせましょう。また、省庁によっては公式ホームページで確認できるところもあります。毎日頻繁にチェックしましょう。

官庁訪問では、各種の説明会にはたくさん出席しましょう。各省庁の採用担当者は、参加した学生をチェックしています。こうした段階で、採用担当者に自分をアピールすることが大切です。

また、官庁訪問で給与水準や休日の扱いなど、愚かな質問をしてはいけません。質問をすること自体は自分をアピールする良い機会ですが、その質問はプラス査定につながるように、事前に慎重に考え、実際の官庁訪問の流れも考慮しましょう。官庁によっては、誰がどんな質問をしたのかチェックしている官庁もあります。

官庁訪問は情報戦です。情報収集は欠かさず、官庁訪問を通じて多くの人と友達になっておくというのも大切です。

その一方で、官庁訪問には噂やデマも付き物です。根拠の無い噂に翻弄されず、堂々と自信を持って官庁訪問に臨んでください。

公務員試験:官庁訪問と試験日程

また、官庁訪問は一次試験合格発表前後に始めることになります。まだ最終合格を得ていない段階から動くことになります。

公式の採用試験である二次試験以降も決して手を抜いてはいけません。人事院が実施する公式試験対策(当然面接もあります)と非公式ながら実質的な重みのある官庁訪問を並行してこなしていきましょう。

官庁訪問で非公式の内々定が出た人は、官庁ごとの最終的な段階といえる採用面接の場は、本当に入省庁するかどうか事実上の意向調査になります。逆に内々定が出ていない人にとっては、希望官庁との最終面接になります。そして各官庁は、求めている人材と一致した者に対して内定を出します。

官庁訪問は国家公務員試験特有のものです。次回以降の記事では順次、官庁訪問の試験別対策について触れたいと思います。

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