国家一般職高卒・農業土木区分

国家一般職高卒・農業土木区分は、国家公務員の農業土木系の初級職員の採用試験です。国家一般職高卒の農業土木区分は全国採用であり、採用試験も地域で分けずに一括して行われます。

国家一般職高卒・農業土木区分の試験内容、および、試験全体を9とした各試験の配点比率は以下の通りです。

1次試験
基礎能力試験(択一式)2.3/9
専門試験(択一式)4.7/9
2次試験
人物試験(個別面接)2/9※参考として性格検査を実施

基礎能力試験(教養試験)は40題で、以下の出題分野と出題数が告知されています。国家一般職高卒では、全区分で共通問題となっています。

  • 知能分野 20問:文章理解(7)、課題処理(判断推理のことです)(7)、数的処理(数的推理のことです)(4)、資料解釈(2)
  • 知識分野 20問:自然科学(5)、人文科学(9)、社会科学(6)

実際の科目別出題数は、例年以下の傾向が見られます。

  • 知能分野(一般知能)20題:文章理解7(現代文4、英文2、古文1)、判断推理7、数的推理4、資料解釈2
  • 知識分野(一般知識)20題:自然科学5(数学、物理、化学、生物、地学が各1)、人文科学9(日本史1、世界史2、地理2、思想・倫理1、国語2、英語1)、社会科学6(政治2、経済2、社会2)

教養試験(基礎能力試験)の試験対策については、高卒程度公務員の試験勉強で対応できます。一般的な高卒公務員の教材を使えば十分通用します。

高卒程度公務員の教養試験(基礎能力試験)について、何を使ってどのように勉強すればよいのかについては、高卒公務員の参考書 教養試験(基礎能力試験)で一括して取り上げています。試験勉強のメインとなる教材を具体的に知りたい方は、参考になさってください。

専門試験(択一式)は40題全問解答制で、以下の内容です。

  • 農業土木設計 7題
  • 農業土木施工 10題
  • 水循環 12題
  • 測量 4題
  • 農業と環境・農業情報処理 7題

基礎能力試験や専門試験では、それぞれの試験種目で一定の点数に達しない受験者は、他の試験種目の成績にかかわらず不合格となる基準点が設定されます。これは、事実上の足切り点です。

国家一般職高卒・農業土木区分の基礎能力試験(教養試験)や面接試験の対策は、一般的な高卒程度公務員の試験勉強で十分対応できます。また、試験案内・申込書(募集要項)では、試験内容や合否の基準が詳しく明示されています。これらは必ずしっかりと確認しましょう。