国税専門官・財務専門官:専門記述の対策

今回は国税専門官・財務専門官の専門記述の対策を取り上げます。

国税専門官や財務専門官の専門記述では、最初から1科目に絞って勉強するのは、その科目で難問が出た時に何も書けなくなるというリスクが高いといえます。また、ある小問でつまづけば、あとの小問すべてが全滅という可能性もあります。

このため、国税・財務の専門記述対策は、初めから1科目に絞らず、いくつかの科目の標準的な論点をまんべんなく押さえておく、といった勉強がおすすめできます。

国税・財務の専門記述は1科目選択であるため、メイン科目を1~2科目、サブ科目を1~2科目、合わせて3科目選んで専門記述の対策を行っておくと良いと思います。

メイン科目は参考書の論点をひと通りこなし、サブ科目は重要度・優先度が高く難易度が低いものに絞って習得します。こうして、1つの科目にはこだわらず、本番で標準的な出題があった科目を選んで書く、という対策が立てられます。

これは、難問は捨てるけども、基礎~標準的な問題は取りこぼさない戦略です。国税専門官や財務専門官の専門記述の配点比率は2/9ですから、やみくもに満点を狙うよりも、例えば3問の小問があれば2問は確実に拾う戦略のほうが有効です。

もちろん、非常に基本的な説明問題が1問だけ出るという場合もありますし、こうした場合は他の受験生に差が付けられないよう、確実に論述して手堅く取りに行きます。

逆に、難問ばかりの小問で構成された科目は、たとえメイン科目として勉強してきた科目であっても、あっさりと捨てるくらいの割り切りが必要です。専門記述においても、標準的な問題を堅実に取ることで合格ラインには十分乗ることが出来ます。

なお、受験生の間では、会計学、経済学、憲法を選ぶ方が多いのですが、自分の相性や得意・不得意もあるため、他人の選択にこだわらず、自分が勉強しやすい科目を選べば良いと思います。

専門記述で、地雷のような難問が出て何も書けないのは、どの受験生も同じです。このため、3科目程度に取り組む代わりに、サブ科目は深みにはまらず「これが出れば書ける」という範囲までの頻出論点に取り組みましょう。

国税・財務の専門記述対策は、公務員試験向けの教材で、基礎~標準的な論点や頻出テーマをひと通り習得することが可能です。具体的には、国家専門職/特別職(大卒)の参考書カテゴリの記事で取り上げています。

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