公務員の面接で失敗するケース

今回は、公務員の面接で失敗するケースを取り上げます。

公務員の面接で失敗する原因は

公務員の面接で失敗する方の多くは、服装や(志望先に関する)勉強不足ということだけではなく、臨機応変な柔軟性や想定外の事柄が生じた場合の対処能力の不足ということも多いといえます。

基本的な服装や言葉遣い、面接中の態度や言動の良し悪しは、誰もが理解できることですし、市販の参考書で一通りチェックすることもできます。

もちろん、こうした点で失敗する方も少なくありません。服装はいわゆるリクルートスーツが無難ですし、同じことを話す場合でも、表情がこわばって硬いままの受験者より、柔らかい表情で適切に笑顔を交えるといった方は好印象を与えます。

また、公務員の面接であっても、絶対に参考書に書いてある通りの質問や応答になることはありません。想定外の質問や、同じ質問を切り口を変えてアプローチしてきた場合も、多彩な表現や回答で切り抜ける必要があります。

こうした面接で失敗する方の多くは、普段からのコミュニケーション不足が原因です。特に公務員の場合、筆記試験対策に多くの時間が割かれるあまり、人との会話を実体験として積み重ねる機会が減りがちです。

公務員の面接で失敗しないためには、適度に会話を行う機会を意識的に設けることが重要です。それも家族や友人、先生といった慣れ親しんだひとばかりでなく、なるべく初対面のひととも話す機会が望ましいといえます。

公務員の面接で失敗しないために

公務員の面接でも、意図的に想定外の面接が課されることがあります。例えば、面接官がわざと聞き取りにくい小さな声で問いかけ、質問を行うことがあります。

このとき面接官は、公務員志望の受験者が「聞き取りにくかったので、恐れ入りますが、もう一度お願いします」と言えるかどうかを試しています。

また、ある質問に対して回答した場合、その回答について更に詳細な説明を要求される場合があります。特に志望理由や動機に関して多いのですが、それだけとは限りません。

なかには、一度ある質問をしておいて、受験者が回答してホッとしたあと、しばらく別の質問が繰り返されたあとに、別の面接官から再度先の質問の回答について蒸し返され、詳細を説明するよう求められることもあります。

このとき面接官は、参考書や予備校で知り得た通り一遍の回答ではなく、本当に自分で考えた回答なのかどうか、その中身を説明できるかどうかで試しているといえます。

もちろん、どんな場面でも立ち居振る舞いが変わらず、ハキハキとした姿勢で言えるかどうかをテストしているといえます。公務員の面接で失敗する方の多くは、想定外の場面で動揺し、何も言えなかったりその場を取り繕うだけの発言にとどまる方が多く見られます。

確かに公務員の参考書や予備校の面接対策は優れていますし、よくある質問を網羅していたり、回答を考える際の手がかりやヒントを豊富に習得できます。

しかし、こうした教材通りに公務員の面接が行くということはまずありませんし、採用する側も意図的に想定外の場面を作り、見た目や知識だけではない対応能力を測ろうとしています。

このため、公務員の面接で失敗しないためには、先述通り日常のなかで他人と会話する機会を作り、意識的にコミュニケーション能力を磨く会話を心がけることが重要です。

それと同様に、想定問答を考えることは重要ですし、公務員の面接対策の参考書や予備校も有用な教材です。これらをベースにしつつ、自分で取り入れた回答について、その内容をより細かく精査することも重要といえます。