公務員の資格のおすすめは?

今回は、公務員の資格でおすすめできるものを取り上げます。

公務員になるのにおすすめな資格は?

公務員になるために必要な資格というものは、行政系・事務系の公務員では特に無い場合が一般的です。受験資格にも特に資格による制限は無いことが多いのですが、取っておくと良いかもしれないという意味で、おすすめできる資格はあります。

特に行政系・事務系なら、行政書士の試験範囲は公務員試験とほとんど同じですし、大学1~2年のうちに取っておくことがおすすめです。司法書士になるとやや難しくなるので、余裕がある方以外は無理して目指す必要は無いと思います。

このほかにも宅建や簿記、後述する英検・TOEICなどの英語資格、簿記2級や税理士、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナーなどが、公務員志望の方には人気の資格です。

ただし、大学1~2年のうちに取得するならともかく、大学3~4年で本格的に公務員試験の勉強が入ってきた方が、公務員の勉強を削ってまで資格取得を目指す必要はありません。

先に挙げた資格は、確かに公務員の試験範囲と重なる部分も含んだものがあります。しかし、後述する場合を除けば、行政系・事務系公務員で資格の有無は合否を大きく左右することはなく、公務員試験の勉強に取り組んでからは、無理して取得することはおすすめしません。

行政系・事務系以外の公務員と資格

福祉系・心理系や理系公務員(技術職)の場合は、大学や高校などで専攻した内容と公務員としての職種・区分が同じであることが一般的ですし、公務員採用後に必要と言われる資格は、在学中に取得しておくことも多いと思います。

公務員で採用後に必要とされる資格は、職種や区分によって違いがあるものの、公費で資格取得に必要な費用を負担してもらって受験するというケースも少なくありません。これは、主に理系公務員で見られるケースといえます。

また、公務員には、教員採用試験、保育士採用試験、栄養士や保健師といった資格免許職があります。これらの場合は、職務に必要な資格の取得または取得見込みが、はじめから受験資格に含まれていることが一般的です。

資格による優遇措置がある公務員

公務員試験のなかには、特定の資格を持った方を対象に、採用試験に加点してくれる優遇措置を設けたところもあります。こうした資格の取得をぜひともおすすめします。

国家公務員総合職の採用試験では、TOEFL、TOEIC、IELTS、英検の成績を得点として加算していく制度が導入されています。条件は試験実施年度より5年前までのスコアで、必要なスコアと加点は以下のとおりです。

  • TOEIC:600点で15点加算、730点で25点加算
  • TOEFL:65点で15点加算、80点で25点加算
  • IELTS:5.5点で15点加算、6.5点で25点加算
  • 英検:準1級で25点加算

このほか、警察官の採用試験では、柔道や剣道の一定以上の有段者や、プロスポーツ選手の経験がある方に加点などを行う優遇措置を設けたところもあります。

ただし、警察官試験は都道府県の警察本部(東京都は警視庁)によって異なります。実際にこうした優遇措置があるかどうかの有無は、志望先の受験案内で確認しておきましょう。

このほか、全国的に見て、特定の資格による優遇措置を設けた公務員試験というのは、現状ではほとんど無いといえます。経験者採用試験などでは一部に職歴などによる加点がありますが、一般枠での公務員試験では皆無に近いといえます。

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