初級公務員 完全マスター

今回取り上げる公務員試験の参考書は、「初級公務員 完全マスター」シリーズです(以下のリンクは、それぞれの名称によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページを含みます)。

初級公務員 完全マスター」は、これ1冊で基本事項の理解から過去問演習まで出来る要点整理&問題集です。一般的な初級公務員(高卒程度公務員試験)ならどなたにもおすすめできる良書です。

本書は非常にコンパクトで小さな冊子ですが、公務員試験に必要な重要事項のインプットから本試験問題の演習まで1冊で出来る、実に優れた教材です。要点整理部分は穴埋め式の語句補充問題になっており、テーマごとに重要なポイントが整理できます。

初級公務員 完全マスター」について実務教育出版では、初級試験で出題される教養試験の出題範囲を完全に網羅した、要点整理+問題集だと位置づけています。要点整理と過去問演習に加え、理解度テストがついた3ステップで構成されています。

項目ごとについた理解度テストは、解説を読み進めるだけでも要点をおさえることが出来ますし、何度も繰り返すことで理解すべき事柄を着実に身につけることができます。

実際に使用すると、収録問題がもっと多くて、過去問の解説がもっと詳しければ良いのですが、初めて取り組む入門書(導入本)としては良書だと思います。数的推理や判断推理も入門書としては、本書か初級ザ・ベストプラスかというところだと思います。

「完全マスター」は公務員試験の試験範囲を一通り学ぶインプット教材としては十分な参考書です。ただ、これだけでは演習量が足りないので、過去問演習については新・初級スーパー過去問ゼミ(余裕が無ければ過去問350 地方初級/国家一般職高卒/高卒警察官)など他の問題集で補充したいところです。

本書は総じて言えば、まずは基本から重要事項を習得できる参考書兼問題集として十分おすすめできる教材だといえます。本書に問題集を加えると完璧だと思いますが、真っ先に行う基礎固めや、問題を解くのに必要な知識や解法のインプットなら本書だけでも十分です。

また、公務員試験で何から始めたら良いのかさっぱり分からないという方や、過去問や問題集の解説を読んでも解くことができないという方が、初めての1冊として取り組むのにも最適なインプット教材といえます。