ポイントマスター 公務員試験 国家一般職(高卒者)・地方初級

今回取り上げる公務員試験の参考書は、TACの「ポイントマスター 公務員試験 国家一般職(高卒者)・地方初級」シリーズです(以下のリンクは、それぞれの名称によるアマゾン(Amazon.co.jp)の検索結果ページを含みます)。

ポイントマスター 公務員試験 国家一般職(高卒者)・地方初級」は、高卒程度公務員試験向けの問題集です。TACでは国家一般職(高卒者)および、地方初級受験者向けとしていますが、一般的な市役所の受験にも使えます。

本書についてTACでは、重要ポイントをピックアップしつつ、試験傾向を反映した問題を収載した「要点整理問題集」と位置づけています。各項目は要点整理部分の「ポイント」および「基本問題」→「発展問題」という2段階の演習部分で構成されています。

基本問題の前には代表的な例題が取り上げられ、基本問題は過去問と独自問題が半々という印象です。発展問題はほぼ全て過去問です。苦手分野やマイナー科目は発展問題を飛ばして良いかもしれません。

ただし、実際に本書を開くと、要点整理部分はとても簡素で、問題演習部分は全てが過去問というわけではありません。新・初級スーパー過去問ゼミよりも要点整理部分が少なめで、独自問題の比率を大きく高めたような問題集です。

問題の解説は詳しめですが、これも初級スー過去や他の問題集に比べて特に詳しいというわけでもありません。総じて言えば初級スー過去よりも問題集という性格が強い教材で、初級スー過去からあえて替えるメリットが見当たらないような気がします。

とはいえ、本書はとてもよく改訂されていますし、最新の傾向を踏まえてよく編集されている問題集だと思います。今後、過去問の比率がもっと増えれば、十分おすすめできる問題集になるかと思います。

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