公務員試験の参考書の「年度」とは

実務教育出版のスー過去やLECのクイマスなど、主な公務員試験の参考書の多くはほぼ毎年度改訂されて最新年度版が出ていることが一般的です。

公務員試験の参考書の場合、例えば「2020年受験版」「平成30年度試験対応」などと明記していることが多く、この場合はそれぞれ「2020年度中に実施される公務員試験を受験する方向け」「平成30年度中に実施される公務員試験を受験する方向け」という意味です。

つまり、2020年4月~2021年3月(=2020年度)に実施される公務員試験を受験する方は「2020年度(受験)版」、平成30年4月~平成31年3月(=平成30年度)に実施される公務員試験を受験する方は「平成30年度(試験対応)版」の参考書を使うことが望ましいといえます。

ただし、公務員試験の参考書のなかには、「2020年度(採用)版」という場合、「2020年度採用の公務員試験の方向け」という場合も一部に見られます。この場合は、「2020年4月以降に採用される公務員試験の受験」という意味であるため、一般的にはその前年度つまり「2019年度中に実施される公務員試験向け」の参考書となります。

公務員試験の参考書の場合、どちらの年度を指すのか迷う場合、一般的な書籍と同様に奥付で出版の年月日(増刷や改訂があった場合はその年月日も記載されています)を確認すると良いでしょう。

例えば今年の3月に、毎年改訂されている参考書を探しているとき、その本の出版(あるいは増刷・改訂)の最終年月日が去年の6月だったら、その本は今年の6月に最新年度版が出る可能性があります。

その場合は、「とりあえず現在出ている参考書を買って勉強を進め、6月に最新年度版が出たら買い換える」か、「6月に最新年度版が出るまで待つ」ということになると思います。どちらを取るかは、その科目の重要度次第で科目ごとに判断すると良いでしょう。

これとは逆に、今年の6月に、毎年改訂されている参考書を探しているとき、その本の出版(あるいは増刷・改訂)の最終年月日が今年の3月だったら、その本の最新年度版が出る可能性があるのは来年の6月ということになります。

もちろん、この場合も、先ほどの場合と同じく、「先に買っておいて買い換える」か「最新年度版の出版を待つ」かは、科目ごとに判断すると良いでしょう。ただし、来年6月の出版を待っていては受験が間に合わないのなら、現在出ている今年3月発売ぶんの参考書で本試験まで勉強すれば良いことになります。