論文(作文)試験/政策論文対策(大卒程度)

今回は大卒公務員のうち、論文、政策論文対策を取り上げます。

今回はどの本も、地方上級・国家一般職大卒・市役所大卒向けに書かれた参考書であっても、国家総合職の政策論文試験、国家専門職/特別職、理系公務員、福祉系・心理系公務員などの論文対策にも十分使える参考書を考慮して紹介しています。

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論文試験 頻出テーマのまとめ方

論文試験 頻出テーマのまとめ方」は、地上・国一・市役所大卒向けですが、幅広く深い内容に踏み込んでいるため、これ以外の大卒公務員の方にもおすすめできます。

本書はテーマごとにインプット部分の「知識と理解」、アウトプット部分の「出題例と研究」があり、非常に包括的かつ詳しい内容で、必要な知識を叩き込むことが可能です。

また、直近年度の自治体別出題一覧には国一も含み、市役所上・中級の出題例もカバーしています。過去問の研究や頻出分野を絞り込む参考書としてもおすすめです。

ただし本書は、文章の書き方や答案例は非常に高度で難しく、本試験で学生が書けるレベルではないと思います。また細部の厳密な記述にこだわるきらいがあります。

このため、あまり瑣末な議論にこだわって深みにはまることなく、合格のためにはこういう方向で書けばOKだという参考程度で良いと思います。左側のコメントや強調表現を参考に、要所に絞って読み進めば十分かと思います。

本書は総じて言えば、書き方や答案例は参考程度にとどめ、頻出論点の把握や、それに関する知識の総合的なインプット教材としておすすめします。

1週間で書ける!! 公務員合格作文

1週間で書ける!! 公務員合格作文」は、文章の書き方を非常にわかりやすく、優しく教えてくれる入門書としておすすめです。地上・国一・市役所大卒に限らず、大卒公務員に幅広くおすすめできます。

本書は知識のインプットに関しては不足しており、先述の「論文試験 頻出テーマのまとめ方」で補う必要があると思います。その一方、本書は初学者でも学びやすく、論述の組み立て方など「書き方のノウハウ」を初歩から教えてくれる参考書です。

本書は論文(作文)の入門書として、全くの基礎から文章の組み立て方や書き方を優しく解説した良書です。題名通り1週間で出来るわけでないことに注意が必要ですが、そもそもどのように書いたら良いのかがわからない方には真っ先におすすめできる定番参考書です。

公務員試験 論文・面接で問われる行政課題・政策論のポイント

公務員試験 論文・面接で問われる行政課題・政策論のポイント」は、国際関係や行政系科目を中心に公務員関係の参考書を数多く手がける名古屋外大教授・高瀬淳一氏による政策論の参考書です。

本書は、従来同じ高瀬氏が手がけていた『公務員試験 速攻の「政策論」』という参考書を大幅に改訂したもので、政策論文、政策課題討議、専門記述試験の公共政策、集団討論や面接・官庁訪問の対策向けに、「政策論」を1冊にまとめた参考書です。

本書は政策論に特化してアプローチのノウハウ、分析の手法、実際の頻出テーマをまとめた良書です。200ページ以内におさまったコンパクトな入門書ですが、政策論文試験でなにをすれば良いのかわからない方には十分おすすめします。

「公務員試験 論文・面接で問われる行政課題・政策論のポイント」は、国家総合職をはじめとする高度な国家公務員だけでなく、地方上級、市役所などの地方公務員試験にも幅広く対応しています。

公務員試験 論文・面接で問われる行政課題・政策論のポイント」は、論文、面接、集団討論、政策討議などさまざまな試験種目における「政策」の出題にオールラウンドで対応した人気の参考書としておすすめします。

論文(作文)試験のまとめ

いくら文章を書ける技術があっても、出題テーマの論述の土台となる知識が無ければ何も書くことが出来ず、こうした過去問の分析と知識のインプットには「論文試験 頻出テーマのまとめ方」をおすすめします。

一方、課題に対して実際に論述を構成したり、そもそもどのように文章を書いていったらよいのかわからないという方には「1週間で書ける!! 公務員合格作文」をおすすめします。こちらでは、文章の構成方法や実際の書き方が学べます。このように、知識と書き方に適した2冊の参考書を使って、公務員試験に適した課題に沿って、一定の知識に基づく論述の展開を目指す勉強が可能となります。

また、政策論文試験に限らず、公共政策や政策討議、集団討論、官庁訪問などで政策論の対策を行う場合には、「公務員試験 論文・面接で問われる行政課題・政策論のポイント」の追加をおすすめします。

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